３足のワラジ

　刺し子は祖母の趣味でした毎日何枚ものふきんを縫っては人にあげていました。
祖母には６人の娘と１人の息子がいますが、あたりまえのように、どの家庭にもばあばのふきんがありました。
年をとり、刺し子ができなくなってから、どんどんレベルが落ちて行きました。
その人らしさを奪うことの怖さです　祖母の子供たちは誰も刺し子ができません。不思議なことに１７人の孫で私だけが刺し子をしています。私の母もいろいろな特技があります。　少しずつ教わろうと思っています。そしていつか子供たちに伝えるために・・・
　今の当たり前がいつ平凡でなくなるかわかりません。だからこそ、伝えようとする思い、大事にしたいです
　幸い老人福祉の仕事に携われてたくさんの祖父母から毎日いろんな学びをさせていただいています。
感謝・感謝です