› 3足のワラジ › 2011年10月05日

2011年10月05日

今からできる放射能対策

 NPO法人「思いをつなぐ会」主催の「放射能と健康管理」講演会に行ってきました。

講師は工学博士 野中順治先生です。

以下は講演内容の要約です。(主催者側に許可を得て載せています。)

素人でも分かりやすく、放射能と放射線の違いを焚火に例えて説明してくださいました。

燃えている火が放射能そこから出ている温かい空気が放射線です。

放射能はすべてが害をおよぼすわけではなく、そのおかげで植物が発芽することも教えてくださいました。

ニュースでよく耳にする半減期ですが、

ヨウ素・・・8日
プルトニウム・・・240年
セシウム・・・2400年
ルビシウム・・・488億年
ビックリです!

一番驚いたのが群馬県は「これから放射線量が増える」ことです。(今後30年間)

なぜか・・・上州名物からっ風です。

その対策としては

・外出の際は肌露出を最小限にする。

・マスクを着用する。

・外出から帰った際に頭から適温(38~42℃)の「シャワー」を3分間浴びる(石鹸使用せず、3分浴びた後なら使用可)

そしてこれからの食生活の事

25歳までの年齢は放射線感受性がとても高く、体にいいもの、悪いものの区別が分からずとりいれてしまうそうです。

食材購入時・・・「安全・安心」と表示されたものを購入する。

肉や魚・・・食塩水(3%~6%)や酢(3%~6%)に15~30分ほど浸す。(使用した食塩水や酢は再利用可能)
       凍結処理(一度凍らせた後解凍した汁に放射性物質が溶け出すため)

野菜や果物・・・皮ごと塩ずけにすることで放射性物質を減らせる。
インゲン豆やさやえんどう、ほうれん草はセシウムの体内蓄積を防ぐのに有効

チーズ・・・ストロンチウムの体内蓄積減少のほか放射線に対する抵抗力をつける。

東洋人は善玉菌の餌になる発酵食品(味噌、醤油、納豆、漬物など)自家製野菜ジュースは有効(排泄能力を高める)

玄米・・・子供が3歳になってから少しずつ食べさせる。柔らかめに炊くのがコツ


「今年の」野菜は大丈夫とのことです。

出来ることから少しずつ

大切な人たちを守るために始めたいと思います。

前回の講演のDVDを購入しました。必要とされる所に広めたいと思います。

放射能にまつわる講演会や映画のお知らせもいただいてきました。

・10月8日(土)高崎市総合福祉センター たまごホール 13:30開場 14:00開演
 「原発を通して考える これからのエネルギーと子ども達の未来」
 田中優氏講演会 大人1,000円(当日券1,200円)
            高校生 500円 中学生以下無料
 連絡先 070-5025-8175(富樫さん)

・ 映画「チェルノブイリハート」と講演会「内部被ばくの脅威」
 映画 11月3(木祝)、4(金)、5(土)、6(日)シネマまえばし(前橋市千代田町5-1-1 前橋元気プラザ21別館3階)
 10:00、11:30、13:30、16:00、17:30、19:30
 チェルノブイリ原発事故の放射能の影響で心臓に重度の障害を持った子どもたちのドキュメンタリー
 一般1,300円 学生・シニア1,000円 幼児・小中学生500円

 講演会11月3日(木祝)14:45~
 「チェルノブイリハート」鑑賞後元気プラザ21にて講演会
 肥田舜太郎さん (広島陸軍病院最後の軍医)
 料金は映画料金のみ(講演会のみは500円)先着116名

 問い合わせ申し込み シネマまえばし 027-231-8000
 
 

    











  


Posted by ぼらぼら at 20:07Comments(4)健康