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2010年03月19日

火災から一年

 たまゆらの火災から今日で一年です。

亡くなられた10名の方のご冥福を祈らずにはいられません。

そして、残された利用者の方の生活が安心できるようであればと祈るような気持ちです。

火災から1年を待たず、札幌でも火災で7名の命が失われました。ご冥福を祈らずにはいられません。

本当に悲しい事故が続いています。

 このような火災を2度と起こさないように気をつけなければなりません。

たまゆら火災以来、各施設には非常扉の解錠、スプリンクラーの設置の対策がとられています。

そのために、日中・夜間とも外に出ていかれる方は、後を絶ちません。

職員が増えず、業務が増えました。

根本的な解決は、ハード面ソフト面両方考えなくてはならないのではと思います。

 そして感じたことは「住み慣れた場所で老いること」です。

たまゆらの入居者のインタビューでも、「住むところがあるだけありがたい」というコメントが載っていました。

だれでもそうですが住み慣れた場所ではホッとします。

年老いて全く違う場所へ行くことでのストレスは図りしれないものがあると思います。

今施設と在宅両方でのお仕事をさせていただいて感じたことは、

施設に入居されたいる方は、常に家族や住み慣れた家のことを思っていらっしゃる事が多く、

在宅にいらっしゃる方は、自分の住み慣れた場所で凛としたものを感じます。

住み慣れた場所ではその方が生きてきた歴史がそのまま刻まれているような気がするんです。

 
 自分が歳をとったら、やはり住み慣れた場所で老いたい、そう思います。

そのためのサービスはまだまだ不十分です。

安心してその方らしく生活していただけるためにどうしたらよいかを考え、実行することが

亡くなられた方への一番の供養だと思い、頑張っています。


お互いに助け合う制度があったら・・・

そう思っていたら見つけました。なんと高崎に!

自分が出来るときに手助けしたことが時間貯金でき、

手助けが必要な時に、その時間貯金からやってもらえる制度。

興味があるので入会することにしました。

助け合って、支え合える社会、まだまだ捨てたものではないかもしれません。


今日のマザーの言葉は、

「家庭に愛があれば、

穏やかさも生まれます。

愛の働きはすべて、

平和の働きなのです。」


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Posted by ぼらぼら at 00:49│Comments(0)介護
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